６月１６日（木）・・・少し特別な日です。

宮城県石巻市で火傷をしたのが５月１６日。ちょうど１ヶ月がたちました。
ここに全治１ヶ月の完治宣言です！今日から傷跡に薬・ガーゼ・ネットなどをやめ通常な、素の姿に。


今日は群馬県知事選挙の告示の日。県内で一斉に知事選が始まりました。
焦点は、地震・原発などで影響を受けた農業・工業・観光・経済の回復をはかり、医療・福祉・環境などの課題にも取り組み、安心・安全な群馬県を創り出せるかという点でしょうか。

その課題の一つでもある福祉。高齢化社会が進んでいく中でどのように支えあっていけるのか・・・。
簡単にはその答えは見つからないかもしれませんが、
今日は、自分の所属コーラス部「コールちぐさ」では先週に引き続き市内の老人ホーム「桔梗の里」へ敬愛訪問へ。

今日はステージではなく、入所されているみなさんと同じフロアーで、先週より落ち着いてできました。
前半は「夏は来ぬ」「浜辺の歌」「海」「夏の思い出」など、夏を歌った童謡を歌い、


中盤は手遊びも入れた童謡をみんなで歌いました。楽しくをモットーに！　恥ずかしさはなくなりました。

後半は「赤とんぼ」「ふるさと」などをみんなで合唱。
そして最後に予想外のアンコールをいただき、リクエストは「ふるさと」でした。

この「うさぎおーいし・・・」の曲はなぜ、こんなにも人の心を打つのか。
この詩とテンポ、メロディーはなぜか、美しい野山や川をくっきりと連想させてくれます。
とても群馬にぴったりの曲で、みんなそれぞれに心のふるさとがあるからでしょう。

自分たちにはまだ、守るべきふるさとがあります。
ふるさとが傷ついてしまった人たちの心を思い、行動して行かなくては・・・。


帰り際、コールちぐさのメンバーに、施設のおばあちゃんからこんなプレゼントが。

折り紙で作られたお手玉。
一生懸命たくさん折ってくれたお手玉・・・。　何か心をもらったような気がしました。


高齢化、福祉というとすごく難しい問題のような気がしていますが、
この２回の敬愛訪問を通して、少し向き合って考えられるようになりそうです。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（飯島でした。）