vol.19 「めざせ!緑十字」
寒い日が続いています。
角屋工業本社所在地の沼田市では、例年になく雪が降りませんが、暖冬という訳ではありません。
ここ数年、豪雪の年か暖冬の年かを繰り返してきただけに、大寒波の中での少雪、これもやはり異常気象に入るのでしょうか。
最近は異常気象のニュースが連日報道されています。豪雪災害がおきている地方、そして、南では火山灰災害に襲われている地方。それらの方々の気持ちを思うと、私たちは寒いなんて言っていられないですね。
災害・・・、そして事故・・・。私たち建設業に携わる者にとっては、重い言葉であり、それをおこさない事が永遠のテーマです。良いモノを造る上で、無事故・無災害を達成する事は大前提になります。
当然、いつも「安全第一」に気を付けているものの、作業というものはだんだん慣れも出てきますし、又、現場は毎回、監督や職人さん達の組み合わせも変わります。
このような環境の中で私たちに課せられた事は、安全作業の指示をするだけでなく、いかに、現場で働く社員、事務所で働く社員、協力施工店の社員、職人さんなど、全てのスタッフの安全への意識を高めるか、そしてその意識を共有化するかにあります。
先日私は、お世話になっている太田市の山梅造園土木さんの協力施工店安全大会に参加し、山梅さんの安全への取り組みや意識の高さ、社員の一体感などに触れ、感激すると共に、今後の私たちの安全への取り組みに向け、たくさんヒントをいただきました。
そして、翌週から社内で実行したのが・・・
毎日、総務部からその日作業している全現場の安否確認(無事故・無災害で1日の作業を終えたか)をし、その結果を全社員へ一斉メール送信する事を始めました。
もちろん工事監督は自分の現場の事はわかりますが、他の現場の情報は以外にわかりません。又、事務部門の社員には、現場の苦労などなかなか見えない事がたくさんあります。一つ一つの現場が確実に安全作業で1日を終える知らせ・・・このメール情報は、現場で頑張っている仲間、職人さん達への感謝の気持ちを高めるのと同時に、又、1日無事に作業を終えられた事への達成感、安全意識の共有など、いい事を生み出してくれるものと信じています。
この無事故無災害の達成カレンダーは全現場が無事故無災害で1日を終えると、1マスずつ塗りつぶされ、全部塗りつぶされると十字の安全マークが緑色になり完成する事になります。
小さな事からですが、安全への意識を全スタッフで高め、いい仕事をする原動力にしていきたいと思います。
(飯島でした。)
P.S. 最近の私の更新が少なくてすみません。頑張ります!
P.S.のP.S. みなさん、風邪、インフルエンザに気をつけましょう!
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