震災や原発問題、CO2削減などから住宅のゼロ・エネルギー化が注目されています。

国土交通省から、今年度、住宅のゼロ・エネルギー化推進事業というものが発表されました。

内容は、ゼロエネルギーの住宅には1棟当り、

ゼロエネにするための掛かり割り増し費用の1/2で、

上限165万円の補助金を出すというものです。

予算の総額も限られており、エネルギー削減率の高い住宅から、補助金がもらえるか決まるようです。

競争率は高そうですが、とりあえず申請してみようと、10棟分申請しました。

ゼロエネルギー住宅とは、

まずは、｢パッシブ設計｣です。

断熱性能を高めたり、

窓の配置による、自然風の利用、

昼光の利用による、人工照明エネルギーの削減、

夏の日射遮蔽などです。

そして、｢高効率設備の導入｣です。

エコ給湯器や高性能エアコンの採用です。

この二つでエネルギーを削減し、最後に｢パッシブ設備の投入｣です。

太陽光で発電し、エネルギーの消費をプラスマイナスゼロにします。

補助金の採択が決まるのは7月末です。

競争率が高いですが、ゼロエネは注目されると思いますので、

どんどんチャレンジしていきたいと思います。

永井　千夏