山中氏ノーベル賞
おはようございます。
暗いニュースが多い昨今、昨日はノーベル賞受賞というすばらしい話題で持ちきりでしたね。
子供のお便りの中に山中氏について、すごくわかりやすい説明がされてました。
ちょっとお耳を。
今年のノーベル医学生理学賞に山中伸弥・京都大教授に輝いた。快挙である。
最初に目指したのは整形外科医だった。中学、高校で柔道に打ち込み、足の指や鼻など10回以上骨折した
経験からだ。スポーツ外傷の専門医になろうと、神戸大医学部を卒業後、国立大阪病院整形外科の研修医に
なった。しかし、直面したのは、治すことのできない数多くの患者がいるという現実だった。手術も不得手で、他の
医師が30分で終わる手術も2時間かかった。「向いていない。」と痛感した。このときに「やまなか」という名前を
「じゃまなか」と呼ばれ挫折した経験を持っている。
有効な治療法のない患者に接するうち、「こういう患者さんを治せるのは、基礎研究だ。」と思い直した。
病院を退職し、89年に大阪市立の大学院に入学。薬理学教室で研究の基本を学んだ。「真っ白なところに
何を描いてもいい。」基礎研究の魅力に目覚め、実験に没頭した。その後紆余屈折を経てマウスの皮膚細胞を
使っていiPS細胞の作成に成功した。
今は「この技術を、本当に患者の役に立つ技術にしたい。その気持ちが研究の原動力。」と言い切る。新薬の
開発、難病の解明、再生医療など、今や幅広い分野でiPS細胞の研究が進む。「10年、20年がんばれば、
今治らない患者さんを治せるようになるかもしれない。」・・・・抱き続けた夢がかなう日はもう遠い未来ではない。
世界でもっとも権威のあるイーベル賞を、もしかしたら私たちの隣の人がとるかも知れません。
誰がとるにしても努力を重ねた人しか受賞できないはずです。努力は大切なんですね。そして、努力をできる
人になりたいですね。
とこんな感じにしめてありました。
子供と話していたら、iPS細胞のことも話の中にあり、「すごよね。病気で悪くなってしまった腎臓とかを
つくることができるんだよね。細胞にこれは腎臓だよ。という組織を培養するとそれが腎臓になるなんてすごい
よね。」と話してました。
ツタンカーメンにはあまりくいつかなかったのに、どうやら、先生の話にはくいついたらしい。
さすが先生!!
石 坂
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