地盤改良工事(基礎工事)

2012年04月11日  CATEGORY 工事部通信  COMMENT 1  TRACKBACK 0

工事部 石田です。 今日は地盤改良工事についてをブログっちゃいます。

今回は住宅の地盤調査及び改良について・・・

家など建物を建築する際にまず行う工程として、地盤の調査を行います。

最近は特に地震などで、気になる箇所ではないでしょうか? (ウンウン)

地盤調査は、建物の適切な基礎の計画を行うことを目的とした設計の補助するものだそうです。

地盤耐力は、『地盤の強さ、地盤のバランス、地盤の沈下・変形』から得られる耐力を総合的に検討して   評価します。

住宅の地盤において、建物の設計に対する必要な地盤の耐力(計画基礎の必要耐力)は 20KN/m2 が

一つの目安になります。

P4110006.jpg

この地盤調査方法は、スウェーデン式サウンディング試験と言います。

試験の結果現況地盤の耐力は、20KN/m2未満でしたので、地盤補強が必要になってしまった現場です。

 

地盤補強の方法として、今回の場合には 『湿式柱状改良工法』 を採用しました。

工法は設計深度(良好地盤+500mm以上)まで先端からセメントミルクを注入しながら掘削し、

反転しセメントミルクを注入しながら機械を引き上げます。そして撹拌のため、もう一度注入なしで回転、反転

を繰り返します。杭の先端及び杭の末端付近は特に撹拌するそうです。後は企業秘密です。

では写真にて紹介させていただきます。

P1050257.jpg

①・・・・杭の位置中心にテープでマーキングしていきます。

P1050270.jpg

②・・・・プラントに固化材と水を入れて撹拌(かくはん)させます。ようは混ぜ合わせるって事。

P1050265.jpg

③・・・・・杭芯にアースオーガーヘッドをセットします。

P1050277.jpg

④・・・・・セメントミルクを注入しながら、掘削しています。たぶん外観からでは、撹拌中かは分かりません。

P1050282.jpg

⑤・・・・撹拌中

P1050287.jpg

⑥・・・・・撹拌引き上げ中

P1050272.jpg

⑦・・・・・次は杭頭処理を行います。

杭の頭がコンクリートの下端(砕石天端)になるように鏝で平滑にします。

P1050276.jpg

⑧・・・・・オートレベルにて高さの確認をしています。品質管理につながります。

P1050274.jpg

今日は33本中の25本打設完了しました。明日は残りの打設と撤去を行います。

今日は真面目なブログで終了。撹拌って漢字書けないなぁって・・・・つぶやいて (完)

コメント

飯島 千明 (2012.04.11)

沼田市T様、基礎の基礎・地盤改良工事の着工おめでとうございます。釣り名人?石田監督と共に夢を一つ一つ創り上げていきましょう。
(飯島でした。)

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