設計部通信-34 耐震診断

2012年02月15日  CATEGORY 設計部通信  COMMENT 0  TRACKBACK 0

1月27日、2月3日に群馬県主催の「木造住宅耐震診断技術者講習会」へ行ってきました。

講習会.JPG

耐震診断とは、大地震時の倒壊防止を目標にしています。

 

1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災では、

亡くなってしまった多くの方が自宅で建物などの下敷きになりました。

 

建築基準法の耐震基準は1981年に新しくなりましたが、

阪神淡路大震災で倒壊した建物の多くは、

1981年以前に建てられた建物でした。

 

首都直下地震が30年の間に起こる確率が70%だとか、

30年ではなく、4年以内に70%の確立で発生するとも発表されています。

 

大地震が起きても、命を守るために耐震診断をします。

耐震診断.JPG

 

どんな建物が耐震診断をしたら良いかというと、

1981年以前に建てた建物や、

屋根、外壁が傷んだり、

腐ったりシロアリの被害があったりする場合は診断したほうが良いです。

 

耐震診断の結果に基づき、耐力が足りない場合は、耐震補強をします。

 

地震の被害を見ることで、シロアリの恐ろしさも改めて思い知らされました。

 

まだまだ、たくさん勉強することがあるようです。

 

永井 千夏

 

 

 

 

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