部長のつぶやき・・・現場監督の仕事 2

2012年02月08日  CATEGORY 部長のつぶやき  COMMENT 0  TRACKBACK 0

前回現場監督の仕事について、主な仕事は、「原価管理」 「工程管理」

「品質管理」 「安全管理」 と述べ、「原価管理」について説明しましたが、

今回は 「工程管理」 について少し、説明したいと思います。

 

 

 

「工程管理」

壁のビニールクロスを貼るには、壁のボードが貼られていなければだめですし、壁のボードを貼るには

間仕切りに、電気配線や断熱材が入っていないとダメで、電気配線をするには、壁間仕切りが、

壁間仕切りするには・・・・・・。

 

    

全体工程表  (石田主任作成)

CIMG0517.jpg

工事には、必ず工期があります。

工事を受注し、工事の着工時期(確認申

請の許可)が決まると、先ず最初に

全体工程表を作成します。

季節や、立地条件、協力業者などあら

ゆる要素を検討し、作成していきます。

どのタイミングで、どの業者を入れるか

職人さん達が、現場でスムーズに

作業できるように計画していきます。

 

早すぎても遅すぎてもダメです。工程の変動には月間工程や、週間工程などを作成し、対応していきます。

私がまだ若かった頃、先輩から 「現場は段取り8分」 とよく言われました。

つまり、「計画、前打ち合わせが大事だよ。」 ということで、現場監督は、工程表を常に検討し、

工事の遅れはないか、遅れていれば、その原因は何か、対策はどうするか、常に現場の状況を把握していな

ければなりません。その為に、業者との打合せは欠かせません。

職人さんがスムースに働ける現場が、より良い建物を創るのです。

 

 

「工程管理」は現場監督にとって大変重要な仕事の一つです。

 

次回は「品質管理」についてお話します。

 

                                                      建築部  新井

 

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