設計部通信-14

2011年04月07日  CATEGORY 設計部通信  COMMENT 0  TRACKBACK 0

渋川市八木原に建設する、T様邸の敷地測量へ行ってきました。

渋川市T様

8区画ある分譲地で、写真の右側の一番奥です。

T様邸は、 『ガレージのある家』 です。

 

着工に向けて準備を進めて参ります。

 

 

今日は、 『結露』 のお話です。

 

結露によって起きやすい問題とは

 

● 建物の構造体が腐食

● 布団や枕がジメジメする

● カビ・ダニが発生

● 壁紙がボロボロになる   

など、ありますが、なぜ結露が発生するのか?

 

結露の発生する条件とは

 

● 湿度が高い

   換気をしていない部屋

   キッチンや浴室につながっている部屋

   洗濯物の部屋干し

   石油ストーブやガスファンヒーターを使用 (石油やガスが燃えると水蒸気が発生します)

   加湿器による過度の加湿

 

● 温度が低い

   窓枠や窓ガラスなど外の空気に影響される場所

   押入や家具の後ろなど暖房の熱が届かないところ

 

こんな原因から、結露の原因となる湿気を減らすには、

入浴中や調理中は換気扇を運転し、窓を開けるなど、お部屋に空気の流れを作りましょう。

 

そして、温度が低いところや、温度差の大きいところは結露しやすいということで、

 

ホビースタイルでは、

 

● 窓や玄関ドアは断熱性の高いものを選んでいます。 

 (外気に冷やされて、温度が低くなりやすいので結露が発生しやすいため)

 

● 住まい全体の断熱性能を上げる。

 (あたたかい部屋から冷えた部屋に湿気が流れ込むと温度差によって、結露が発生します。住まい全体の断熱性能を上げることにより、住まい全体が魔法瓶のように保温され、温度が下がりにくくなります。)

 

など、結露の少ない住まいづくりを心がけています。

 

断熱性能の高い住まいを作ることが、結露に対して一番の対策ですが、それでも、

 

● 加湿をしすぎない。(最適な湿度は40%~60%です。)

 

● 換気をする。(調理中や入浴中などは換気扇を運転する。)

 

● 家具の後ろはすき間をつくる。

 

● 押入れにはすのこを敷いて、通気する。

など、工夫が必要です。

 

結露を解消し、より快適な暮らしをしましょう。

 

永井 千夏

 

 

 

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