いよいよ、建て方(鉄骨工事 )に入ってきます。
吉岡町の有限会社レーベン様の新築工事現場からレポートします。
現場の方は基礎工事をしていましたが、その間は鉄骨工事の加工を同時にしていました。
本日は加工の60%の進捗があり、鉄工所で鉄骨の製品検査を行いました。
設計図通りの寸法になっているか確認と溶接部の超音波傷探検査を実施し、合格となりましたので
工事現場に搬入となりました。
ここに柱を建てます。
ドンキーさんとフィットネス事務さんとレーベン様と同時に建方してました。
接合部にボルトを挿入します。
骨組完了しました。
柱を垂直にする為に、やおこしをします。
トランシットで柱の倒れている方向とずれを確認して、直していきます。
チェーンブロックを用いて、柱を垂直にもっていきます。
建物の倒れ eは 柱の長さH=5,000mmの場合
管理許容差として、5000/4000+7mmかつ30mm以内との事ですので、
1.25+7=8.25mm≦30mmですので、8.25mm以内に収めます。
でも各柱を計測しても1.5mm以内でした。これは鉄骨の製品及び基礎の正確さの現れでないでしょうか?
ぴったり50mmでしたので、この柱のこの方向に対しては、±0をさしています。
続いては、ハイテンションボルトの本締めを行います。
①一次締め⇒②マーキング③本締め④ピンテール破断確認
の順番でボルトを締めます。
ハイテンションボルトの締めつけが終われば、接合部の錆止め塗装を行います。
上部での作業は鉄骨鳶さんの仕事です。高いところで写真管理は、かなり危険です。
最後にペースパックで柱の下端に無収縮モルタルを充填して完了しました。
これにて『鉄骨工事編』は終了となります。