第2章-1 基礎工事 (鉄筋工事) 編です。普段お施主様には見えない所をお伝えしていきます。
引き続き、有限会社レーベン様の現場 【基礎・鉄筋工事編】
前回はステコン打設まで、紹介しました下記の写真参照してください。
まずベースパックを施工します。この上に鉄骨の柱を建てます。
ベースパック柱脚工法は、高い固定度を有する露出形式の柱脚工法です。
主要部材であるアンカーボルトをテンプレート、アンカーフレーム等で所定の位置に設置し、配筋・型枠・コンクリート打設を経て、鉄骨建方の後、ベースプレート下面にベースパックグラウト(高強度無収縮モルタル)を注入座金を介して注入することにより、ベースプレートと基礎コンクリートとを密着・固定させる工法です。
ベース及び柱脚の配筋施工中です。
次に地中梁の配筋を行います。
梁の主筋が長いので、鉄筋のガス圧接をここで行います。まずは、圧接面をサンダーで磨きます。
圧接面がきれいに磨けました。
鉄筋が溶け出してきました。
鉄筋径の1.4倍以上しなければなりません。職人さんの技量が問われます。
かなり綺麗に膨らみました。
そして、第3者機関の圧接の外観検査及び超音波傷探検査を実施しなければなりません。
超音波傷探検査
外観検査 横巾は鉄筋径の1.1倍以上の確認
その後は、圧接した所の位置の確認を行います。
隣り合う圧接継ぎ手は400㎜以上離さなくてはなりません。
ベース配筋状況完了
地中梁の配筋完了
スケールとマーカーで配筋状況を確認、写真に収めます。